■2004/03/13Happy Rebirthday

サイトリニューアル。以前の雑記はどうしようかと悩みましたが、今のスタイルに打ち直すのは面倒ですし、どうせ誰も読まないだろうと思ったので切り捨てることにしました。バナー左の空間が気になりますけどそのうち何かで埋まるでしょう。自己紹介とリンクのページには全く手をつけずにがんがんスタイルシートとindexページを変更していったので、果たしてどんなことになっているのやらと恐る恐る見てみたら、想像していたほどレイアウトが崩れたりはしていませんでした。なのでしばらくそのままにしてみます。上段左の画像は早めに何か別の画像に差し替えなければとは思いつつも適当なものが見あたりません。自分で作るしかないかなぁ。

■2004/03/14歌の中の一つの真実

「はないちもんめ」や「とおりゃんせ」などの童謡が不気味な歌だとか怖い歌だという話はたまに聞きますね。それに負けないくらい恐ろしい童謡を知っているので今日はそれを紹介します。


シャボンだまとんだ
やねまでとんだ
やねまでとんで
こわれてきえた

どこが恐ろしいのか分からない人へのヒント。三行目の解釈がポイントです。見事に起承転結の形になっていて綺麗ですね。

http://www.berry-records.com/hello.html

三曲目(永遠と一日かな?)が良さそう。保存アドレス:http://www.berry-records.com/realaudio/BRUK-0013/tiger_lilly.mp3

■2004/03/15……お疲れ様。

鏡姉妹の飛ぶ教室、授業終了。本になるのはいつ頃になるんですかね。人間試験のときは一年近くかかったんでしたっけ。

「フリッカー」のときにはライトノベルっぽさは全く感じられませんでしたけど、「飛ぶ教室」はライトノベルだと言って差し支えない程でした。でも「黒色のポカリスエット」だとそういう感じは全然無いんですよね。イラスト効果があるのはもちろんそうなんですけど、それだけではない何かがあるのも確か。この辺は乙一と似た位置に立っているなと思うところです。そういえば「欲望」も非ライトノベル側の作品でした。

ふと。「欲望」で言われていた「理由無き殺人」については、西尾維新も零崎一賊の話で書いていました。欲望と零崎だけを比べたら、満場一致で西尾に軍配が上がるような……。当サイトは「欲望」を支持しませんが佐藤友哉は応援します。それなりに。

■2004/03/16フリッカー。

そういえば「フリッカー式」は装丁が実写とイラストの二種類出てるんでしたっけ。確かJが「ファウスト」の流れを作っているあたりでイラスト版に差し替えられていたような覚えがあります 。もしかすると俺がフリッカー式をライトノベルっぽくないと判断したのは実写版を読んでいたからなのかもしれません。

そうなると、イラスト版のフリッカーを読んだ人たちはどう思っているのかが気になるところ。十二国記はイラストのあるなしで印象が変わってくるという話を聞いていますが、もしイラスト版のフリッカーを読んだ人たちの多くが「ライトノベルっぽくない」という判断をするのであれば、ライトノベルであることを考える上でかなり参考になるのではないかなと思った今日の午後。


でもアンケートを採るにしてもこのサイトでは集客能力がありませんし、そもそもイラスト版のフリッカー式を読んだ人が果たしてどれだけいるのかという問題もあります。少なくともここでは適当な答えを出せそうに無いので丸投げ。何事も諦めが肝心です。

罫線(HR)をスタイルシートで変更するにはどうすればいいんだろう、どこのマニュアルにもリファレンスにも載ってないしなぁ、なんて悩んでいましたが、試しに適当に指定してみたらばっちり反映されました。規格外かもしれませんけれどめでたしめでたし。何事もやってみるのが肝心です。

■2004/03/17布教活動

3/14日の日記で書いた「シャボン玉」の話を聞かされたのは知り合いと馬鹿話をしているときで、そのときのネタの出し合いの中である一人が唐突に「シャボン玉って怖い歌だよね」と言ったのでした。「くだらねー」とか言いつつも爆笑していた訳ですが、それは置いておいて。13文字ですよ。3/14日の日記は13文字で表せるんです。約350バイトの文章を26バイトに圧縮できるんです。圧縮率は実に7.4%。zipもrarも敵ではありません。

つまりは何が言いたいのかというと、このように余計な文字を限界まで削り取ってその中に大量の情報を詰め込んだセリフが盛りだくさんのウエダハジメの漫画は最高だということです。

西尾維新のような過剰に装飾されたものも好きですけれど、どちらかと言われればやはり削ぎ落としの方に魅力を感じます。ちなみにウエダハジメの最新作は講談社の「Qコちゃん THE地球侵略少女」で、もうじき第二巻が発売されます。布教終わり。

■2004/03/18日記

リニューアルから今日まで毎日テキストを書き続けてきたので日記みたいになってきましたけど、本来ここは不定期更新なのでした。タイトルに日記と銘打っておきながら何を言ってるんでしょうか。まぁいいや。今日はいつもよりは日記らしい日記を。

「このライトノベルがすごい!」にコラムを書かせてくださいと頼み込んだのにまだ一行も書いてません。締め切りは月末。これはきっとまともにミステリを読んだことが無いのにミステリについて語っても良いのだろうかという心のブレーキがかかっているからに違いありません。モチベーションが続かないとか決してそういう訳では無いのです。

家業の話に対する様々な反応。

「絶対に頭丸めなきゃいけないの?」

神仏習合でしょうか。

「陰陽師? 格好良いね」

微妙に、いやかなり違います。

「巫女さん萌え」

当たってますけど何かが違います。

■2004/03/22雑記

萌えとかライトノベルとかセカイ系とか、定義がはっきりしない言葉がうろついているのはどういう訳なのでしょう。ここにミッシングリンクを挿入。この議論の場の空気こそが「セカイ系」という言葉を良く表しているのではないのかなと思いました。議論している人たちは持論を語るだけ語って終わり。ただただ大量の「私の意見」だけが積み上がっていく。複数のセカイを一つの場所にまとめて置いて見るとその様子がよく分かるというお話でした。

apoluneの中の人がE.G.コンバットを読み始めている模様。3rdまで読み終わった後にどうなってしまうのかが楽しみでなりません。この調子だと今日明日あたりにはE.G.Fの壁に突き当たりそうです。pillowsの歌に出てくるドアは大抵開かないか、開いたとしても何もないかのどちらかなのですが、この場合はどっちなんでしょう。